紫微斗数の数字と宮の関係
紫微斗数の数字と宮の関係
今日は12月13日、甲戌の日です。
前回の記事では紫微斗数と河図の数字の関係を書いてみました。
今回はその数字と紫微斗数の宮との関係を看ていこうと思います。
紫微斗数には命宮から父母宮までの12の宮があって、図にするとこんな風になります。
1番目は命宮、2番目は兄弟宮と、宮には順番が決まっているんですね。
この宮の順番を前々回から紹介している図にあてはめると下の様になります。
縦軸のBとDは天地定位で先天より定まって入るもの。
B(天=権)は父と母で先天より決まっています。自分で変えることは出来ません。
(スピリチュアル的な観点では、自分で両親を決めて生まれてきた、とも言われています。)
対外的な環境(遷移宮)も自分では変えられないものなので、
手が届かないところからも、天をあらわしています。
D(地=忌)は自分自身を表します。忌という字は己と心で出来ていますよね。
疾厄(身体)と福徳(精神)が合わさって=命(自分自身)になるわけです。
では、横軸のAとCはどうでしょうか?
C(人=情)は夫妻宮と交友宮。
どんな異性とお付き合いするのか?どんな人と結婚するのか?どんな人と友達になるのか?
それは自分の選択でいくらでも変えれますよね。
A(禄・物)は子女宮と官禄宮
子供は授かりものですし、仕事をすれば対価としてお金をいただくことが出来ますね。
但し、それも状況で変化していきます。
芦屋・占風鐸の田中宏明先生からご指導いただいている
台湾の陳老師の欽天四化紫微斗数はこの理論がベースになっています。