紫微斗数でABCDは何を意味するのか?
今日は11月29日、庚申の日です。
先日、アメブロの方でこんな記事を投稿しました。
↓
「BDは天のご意志で決められている」
さくっとしか書いていないので
読まれた方は「ふ~ん」ぐらいの感想か
はたまた何書いてるんだか、さっぱり分からないかもしれませんね。
こんなマニアックな占術のブログを読んで下さるアナタは
きっと占いに興味をお持ちなのだと思うので(勝手に)
順を追って説明させてもらおうかな、と思います。
さて、欽天四化紫微斗数ではABCDの四化の動きを重要視するのですが
そもそもABCDっていったい何なのか?
下の図をご覧くださいね♪
東洋占星術で基礎となる数字の概念に
「河図」と「洛書」というものがあります。
(気になる方はググってみて下さいね。Wikiに詳しい説明があります。)
上の図は「河図」を使ってABCDが何かを表しています。
◆A(化禄)・・・財や物
◆B(化権)・・・天
◆C(化科)・・・人や情
◆D(化忌)・・・地
縦軸のBは天、Dは地。
自然の摂理から考えても、最初に天(宇宙)が出来て、その後に地(地球)が出来ました。
このことからも、天(B)と地(D)は
私たち個人の手に及ばないところで、元々定まっていると考えられるのです。
だから「BDは天のご意志で決められている」なんです。
それに対して「AとC」は横軸になります。
人や情、財や物はその時々によって変化しますよね。
自分の行動や対応次第でどんどん変えることが出来るので
天のご意志では無い訳です。
易に当てはめて考えてみると、
天(B)は乾為天(純陽)、地(D)は坤為地(純陰)、
天と地が交わり、人(C)=子が産まれる(水雷屯で初めて陰陽交わる)
父と母は決まっているけれど
子供は男なのか女なのか?無事に生まれるのか?
生まれてみるまで分からないですよね。
欽天四化紫微斗数の公式にも「BD媒介C」というものがあります。
(詳しい説明は省かせてもらいます)
これも「河図」の概念から来ているのでは?と、思ったりしています。
次の記事では「河図」の図に数字を当てはめて、
宮(ハウス)との関係を看ていきたいと思います (*^^*)